緊急事態宣言になり、思い描いていた春とは違う不安な毎日が続きます。大好きな皆さん、お元気ですか?
毎日大切なわが子と家族と頑張って過ごしておられる皆さん。今はどうすることもできないけれど、一日も早くみんなに会えて、みんなと安心して遊べる日がくることを祈り続けます。どうか気を付けて過ごしていきましょう。

おひさまえんでは、亀の“みつお”もヒキガエルの“ぴっぴ”と“こぴっぴ”も元気です。ぴっぴは誰よりもよくミミズやダンゴムシを食べ、丸まると太っています。カブトムシの幼虫もとても大きくなりました。イモリは、少し前に貴志子が水槽を洗ってしまったからか3匹も逃げ出してしまい今は2匹になりました。とても長い間飼っていたので残念です。また、田んぼからお友達を連れてきますね。ザリガニもゲンゴロウも変わらず元気です。この前、「あさがお」と「ふうせんかずら」と「ひまわり」種を蒔きました。「きゅうり」の種も蒔きました。今まではきゅうりは苗を買っていたけれどうまく育つといいです。楽しみにしていてくださいね。少しづつおひさまえんのお庭には、野イチゴが赤くなっています。ブルーベリーの白い花も咲いています。びわも青い実をつけています。

毎日お家で過ごすことが多い中、いろいろな思いがあると思います。それでも子どもたちは一日一日成長しています。どうか無理をしないで、どうしても気持ちがうまくコントロールできない方は、遠慮しないで連絡してくださいね。また、みんなが元気な様子も知らせて下さると嬉しいです。
私たちはいつも大好きな皆さん一人一人のことを思っています。

◇お誕生日おめでとう!
4月10日にキミコちゃんが3歳のお誕生日、4月17日にはんなちゃんが2歳のお誕生日を迎えました。おおきくなったね!うれしいね!
おひさまえんでみんなと一緒にお祝いしたかったです。みんながまた会える ようになってお祝いしましょう。

◇今後のお知らせについて
先のことはまだわかりませんが、5月からの予定は福津市から通知が来次第、的野のGmailよりお知らせいたします。
4月分の保育料金及び提出書類につきましては、またご連絡いたします。

今日、おひさまだよりと一緒にお送りしたのは、ぜひ皆さんに読んでいただきたいものをコピーしました。おひさまだよりに時々掲載している「お読みください」の中に、津守真先生や倉橋惣三先生の著書の一部を今までに載せたことがあり、皆さんも何度か目にしたことはあると思います。一つ一つ説明をさせて頂きます。是非、お父さんお母さんじっくり読んでください。内容によっては、これは親ではなく保育者が読むものではないかしら?と思われるものもあるかもしれません。

これは津守先生がおっしゃった言葉ですが、だれでも、幼い子どもといっしょに遊んで、楽しむことができます。だれでも、子どもとの交わりによって、自分自身がゆたかにされ、人間について考えを深めることができます。幼稚園・保育園の先生や母親、父親やおじいさん、用務員のおじさんや実習の学生、専門家やゆきずりの人など、それぞれの立場によって、子どもとふれる時間の長短、特定の子どもとのかかわりの深浅などの相違はあっても、子ども と交わるそのときには、保育者であることにおいてかわりはありません。

①「育ての心 上」 倉橋惣三著
倉橋惣三先生は、大正から昭和にかけて幼児教育に力を注いだ第一人者です。この先生の著書である「育ての心 上」にある“小さき太陽”という言葉が、私達の保育施設『おひさまえん』の名前の由来です。本は園に置いています。

②「自我のめばえ」 津守真著
津守真先生は、倉橋惣三先生に師従しお茶の水女子大学教授を経て愛育養護学校の校長をされた方です。保育の勉強をする人は皆知っているといっても過言ではないくらい保育学や心理学に大きな影響を与えた方です。
この「自我のめばえ」は、私たちがよくお母さん達に勧める本です。津守先生は、後に出てくる房江先生と4人のお子さんを育てられましたが、先生ご自身の家庭の貴重な保育記録です。子供の発達には、この2~3歳の時期が大切な基礎をなしていることがよくわかります。本は園に置いています。

③「心にふれる 心を抱く」 津守房江著
津守房江先生は津守真先生の奥様であり、4人の子供を育てられ愛育養護学校で保育に携わり、婦人之友社「乳幼児グループ」で長年にわたり子どもの心の成長と母親の心の健康問題を担当されました。房江先生の著書は、読んでいると心が優しくなり豊かな気持ちになります。
お母さんには是非読んでいただきたい本です。房江先生が書かれた本は園に置いています。

④「保育の知を求めて」 津守真著
これは、「教育学研究」第69巻にかかれた一部です。子どもの成長に何が大切かわかりやすく書いてあります。

⑤ 「保育研究者の津守房江氏のこと 」
2016年3月16日に津守房江先生の葬儀があり、その葬儀に出席したあるユーザーがコメントした内容です。

発達160号 「人間学からみた津守真」汐見稔幸著
津守真先生の代表的な著書である「保育者の地平」の一部を抜粋しながら、汐見稔幸先生が津守真先生の思いを読み解いておられます。
この『保育者の地平』の抜粋「信じること 望むこと 愛すること」を、私たちは自宅の台所に貼っていつも心に刻んでいます。

⑦お茶の水女子大学付属いづみナーサリー 菊池知子先生
以前、福岡教育大学付属幼稚園の公開保育に行ったときに聴いた菊池知子先生の講演の内容です。子どもが幸せを感じることは、様々な要素が関係していて、とても大切な欠かせない内容だと思っています。

⑧ 問い直そう、保育の中のあたりまえのこと3 「子どもに寄り添う」とは?
保育の先生方の座談会で、子どもに徹底して寄り添うお話が語られています。

⑨なおこさんからのメール
これは、的野の大学時代の友人なおこさんという方が的野に宛てたメールです。
彼女は医学部の大学受験のサポートをするかたわら、いろいろな子どもたちに出会い、子ども一人一人の願いや気持ちを受け止め引き出し、その子が自分の力で立つことができるように、そしてそれを形に出来るように応援、指導されています。まさに『大きい子版 おひさまえん』のようなことをされている方です。私の心強い味方です。 近くだったらどんなに良かったか‥なおこさんは、長崎在住です。