朝晩急に涼しくなってきました。鶏小屋の近くの「ほうき草」がきれいな緑色から赤紫色にだんだん染まってきています。寒くなるともっともっと赤紫になります。楽しみですね。名前の通り、ほうきを作ることができる便利な植物です。台風の風で渋柿が落ちないか心配でしたが、何とか大丈夫!色づいてきています。サツマイモ畑でバッタを見つけながら、早くお芋堀りがしたいねーと話しています。

秋の自然を感じながら、毎日の遊びに取り入れたいと思います。

季節の変わり目です。体調がすぐれない場合や何かありましたら、登園の際に私たちにお話し下さい。すでに子ども達と遊んでいることもありますが、朝は私たちも出来る限り一人一人の子どもの様子をみています。声を掛けてくだされば時間をとります。どうぞよろしくお願い致します。

懇談会
11月の許斐より子先生の懇談会は、11月14日(木)です。場所は宮司の公民館です。時間は、13時30分から15時までです。
是非、皆さん参加してください。

遊具が新しくなりました!
スイングのフレームが新しくなりました。子どもたちみんなが大好きで、乗らない時がないくらいトランポリンと同じくらい人気の遊具です。子どもたちが遊具で怪我することがないように、これからも遊具の管理に気を付けながら子どもたちの遊びをサポートしていきます。

インフルエンザ・嘔吐下痢症などの感染予防について
毎年この時期になると、少しずつ流行ってくる感染症について少しでもお家の方に知って頂き、感染予防の手助けになればと思い資料をお渡ししています。

初めてお渡しする方には、スタッフ方から説明をさせていただきます。既にご存知の方も、もう一度目を通してお家のわかるところに置いて活用してください。

「何を大切に育てたいか」  津守 房江

 子どもの生涯の最初の時期に、私たちは何を大切にして育てたらよいのだろうか。私たちの中には子どもについても自分についてもたくさんの願いがあるが、本当に大切なことは、そう多くはない。

 私は信頼をその基本と考えたい。自分の存在に対する信頼と、人に対する信頼とを育てることかと思う。とくに自分に対する信頼は、生きる喜びによって育てられる。だからといって子どもとの生活には、特別のことがあるわけではない。日々の小さなできごとの中に、その喜びのもとがある。

 母親と一緒に夕飯のために豆のすじをとったり、玉ねぎの皮をむいたり、散歩の途中で道の縁石のわずかな高さからとんだり、本当に小さなことを子どもは喜んでやる。それを一緒に楽しめるおとなは、大事業をしているといえる。外から見ると何もしていないように見えながら、精神力をもって子どもと楽しむことをやっていると思う。

 子どももおとなも生きていく上で、必ず困難なことに出会う。そのとき、子どもが安心して生きる源となっているのは、おとなたち、とくに母親である。日々育まれた自分と人に対する信頼感を基礎として、困難に出会っても立ちなおることができる。信頼することは、生きていく上の大切な力、立ちなおる力となっていくことだろう。子どもが新しい世界に踏み出すときの、力のもとをそだてたいものと思う。